調査対象者(マル対)とのお別れ・・・

当社は函館市を含め、北海道全域で様々な調査を承っております。

 

先日、マル対との永遠の別れをしてきました。

 

マル対のご主人は浮気癖が治らず、当社において10年間の間に5回の調査を奥さんから依頼された。

 

ご主人は自営業で女性が大好き。

 

奥さんの目を盗んでは浮気をするのである。

 

行動が単純で浮気相手ができると急に身だしなみを気にしだし、香水をつける。

 

すぐに奥さんが気づいて依頼をされるのである。

 

探偵が浮気の確認と浮気相手を特定すると奥さんはご主人にお灸をすえる。

 

ご主人は平謝りをするのだが、また浮気虫が騒ぎだす。

 

その繰り返しであった。

 

その元気だったご主人が病床に伏してしまったのである。

 

入院してからのご主人は奥さんに感謝の言葉を毎日、言ってきたそうだ。

 

「最後まで俺の妻でいてくれてありがとう」

 

「生まれ変わっても夫婦になってくれ」

 

入院してから7日目、ご主人が「いつも浮気をお前にばらした探偵に会いたい」と奥さんに言ったそうだ。

 

奥さんも軽く聞き流していたのだが次の日も同じことを言ったそうだ。

 

探偵に奥さんから電話が入り、そのことを聞いたのです。

 

ご主人が入院して9日目、探偵が病院に伺った。

 

ご主人は「はじめまして」と笑いながら探偵に言った。

 

探偵は「僕はいつもお会いしていましたよ」と返す。

 

一時間ほどの談笑を終えて探偵が帰ろうとすると、ご主人は最後に「また元気になったら調査を頼むな」と言った。

 

翌日、ご主人が永眠された。

 

ご主人、さようなら・・・・

 

また会いましょう・・・・