転送電話での浮気アリバイ工作

下記調査事例は様々な調査を元に創作したフィクション。

 

札幌市北区に在住のAさん(37歳)、妻 B子さん(29歳)のご夫婦。

結婚して2年目。

Aさんは一か月の半分は出張する。

ある日、近所に住む友人から言われた。

「お前がいない時、奥さんは実家に帰っているの?」と。

以前、AさんはB子さんに言われた。

「出張の時はなるべく家電話に電話して・・・」

「携帯電話は切っている時が多いから・・・」

だからいつも家電話にでるB子さんは家にいると思っていたのだ。

でも、考えてみると違和感が出てきた。

数日間の出張を終え、自宅に戻った時、

郵便受けに郵便物が一杯になっていたことがあった。

Aさんは半信半疑であったが、探偵に自分の出張時のB子さんの行動調査を依頼された。

そしてAさんが4日間の出張に出る。

その日、B子さんは夕方から外出し、あるマンションに入っていく。

だが夜、Aさんが家電話に電話をするとB子さんが電話にでた。

「もしもし、ちゃんとご飯食べてね」「ビール、飲みすぎたらダメよ」と。

でもB子さんは自宅にいないのである。

転送電話だ・・・・・

結局、B子さんはAさんが出張から帰ってくる日までそのマンションで過ごしていたのだ。

その後も探偵は調査を続ける。

やはりAさん次の出張の時もB子さんはそのマンションで過ごした。

そのマンションの住人はB子さんより2つ年下の男性。

そして探偵の調べではAさんと結婚する前に交際していた「元彼」であった。

B子さんは自分の浮気が疑われないように自宅の電話に

転送設定ができるように契約をしていたのであった。