マンションから消えた夫

下記調査事例は様々な調査を元に創作したフィクションです。

 

旭川市に在住の夫 Aさん(43歳) 妻 B子さん(39歳)、

長男 C君(13歳)、次男 D君(9歳)の4人家族。

妻 B子さんから当社へ夫 Aさんの浮気調査を依頼された。

ここ数ヶ月、Aさんの帰宅が極端に遅くなり、飲み会と称しては外出も増えた。

またタバコを買ってくると言っては30分ほど出かける。

早速、探偵が調査を開始する。

午後6時30分、Aさんを勤務先より尾行。

だがAさんはまっすぐに自宅マンションへ帰っていった。

探偵は今日は浮気相手とは接触せず、まっすぐに家に帰ったと思い、調査を終了した。

1時間後、探偵にB子さんから連絡が入る。

B子さん  『夫は今、どこですか?』

探偵    『マンションに帰っていきましたよ』

B子さん  『エッ・・・帰ってきていませんけど・・・』

結局、その日は午後11時に帰宅したらしい。

そうなるとAさんは同じマンションのどこかの部屋にいたことになる。

次の日、探偵は先回りしてマンションでAさんを待つ。

Aさんはマンションに入るとエレベーターの横にある階段室に入って行く。

おそらくエレベーターで人目につくのを避けているのだろう。

Aさんのマンションは25階建て。

階段室をAさんの後ろを尾行することもできない。

これには探偵もまいった。

Aさんが何階の何号室に行っているのかを突き止めなくてはならない。

翌日、知合いの探偵にも協力してもらい、

Aさんの帰りを24人の探偵が待ち構えた。

一階を除く、全ての階に探偵を配置する。

結果、Aさんは11階の部屋に入っていったのを確認。

その部屋の住人はバツ一の女性で小さな子供が一人いる。

どうやらマンションの自治会の役員会で知り合ったようだ。

その後、二人は不倫の関係へ発展したようだ。

皮肉なことにAさんの部屋は12階。

その女性宅の部屋の真上であった。